歴史を作る人

2006/3/31

青学のe-learning人材育成研究センターが開催したオープンフォーラムに参加した。そこで佐伯先生の講演「eラーニングと学びの変革」というのを聞いた。うーーん、参りました、というしかないですね。

Read the rest of this entry »


なんか不思議な一致だ

2006/3/31

中原さんのblogに東大の総合教育研究センターで「情報テクノロジを活用したアカデミックスキル育成授業」というのを始めるとあった。またここに京大の楠見さんの批判的思考育成実践研究が載っている。実は来年から大学の総合研究所の助成金をもらって、「大学における基本アカデミックスキル育成プログラムの開発」というのを、図書館情報学の専門家の小田さん、高等教育の専門家の杉谷さん、それに私と院生の長田さんで始めることになっている。

Read the rest of this entry »


metaとabstraction

2006/3/30

3/18にあったcatkat研究会で、メタ知識という言葉と抽象化という言葉を区別することが出来たので、いちおうメモしておく。抽象化された知識(abstraction)というのは、ある対象の属性をブランクにしたものとして定義することが出来る。人間の抽象化を考える際には、実際にはブランクにするための制約が必要になるのだが(完全なブランクには出来ずある範囲を設定するとか)、とりあえずはどれかの属性においてどんな値でもとりうるようにした知識を抽象化と呼ぶ。

一方、

Read the rest of this entry »


動く赤ちゃん事典

2006/3/28

東大の佐々木さんが科研費のプロジェクトの成果として、「動く赤ちゃん事典」というものを完成させた。これは、子どもの発達を動きを通して理解、研究していくために作られたもので、発達心理研究者、教師はもちろん、ロボット、インタフェース、リハビリ、デザイン、などの分野の実践者、研究者に役立つというものである。以前、日本認知科学会学習と対話研究会で佐々木さんが宣伝し、いつ出るかと楽しみにしていたものだ。

DVD2枚、ハードディスクにインストールすると13GBにもなる、子どもの多様な動きが収められている。単に画像だけではなく、さまざまなインデックスがついており、これを活用することで0歳から3歳くらいまでの2人の子どもが、どのように発達していくかが、環境との関わりの中で理解できるようになっている。

本当にすばらしいものだ。見ていると飽きない、何時間でも見てしまう。またこんなこと考えたりするのはやっぱり佐々木さんしかいないよなぁと感心してしまう。拍手。

普通の人はどうやってこれを手に入れられるのだろうか。


法創造と類推

2006/3/28

吉野先生が主催する法創造についての科研費の報告会があった。法律と創造という2つの言葉は、多くの人にとって反対語のようなイメージがある。しかし、立法はもちろんだが、現実のケースを法的に処理する際にはさまざまな創造のプロセスがあり、これからの法曹にはこうした創造のスキル、能力を身につけさせる必要がある、というのが、この科研費の趣旨だ。

私はメンバーなので当然出席だけでなく、発表もした。発表した内容は、以前にここにも載せた心理学会のワークショップで行った生成的アナロジーの話と、イラク邦人拉致事件の話、それとスクールカウンセラーを巡るアナロジーを組み合わせたものだった。

Read the rest of this entry »


ファッションと動き

2006/3/23

ジュンコ・コシノのAsia Exoticism and Lapincoutureというタイトルのファッションショウに行ってきた。これはそもそも北京で行われたものらしいのだが、今回は小学生から高校生までの子どもを無料で招待し、ファッションの先端に触れてもらうという趣旨で神宮外苑の特設テントで行われた。

何でそう言うものに行けたかというと、卒業生にコシノ・ジュンコに勤めている人がいるおかげです。彼女が「娘さんと一緒にどうぞ」ということで、招待券を送ってくれて、というわけです。

こういうのはもちろんはじめてなので、いろいろとびっくりすることがあった。詳しい人たちから見れば当たり前のことなのだろうが、いちおう書いておく。

Read the rest of this entry »


その他 ]

大人の心の理論

2006/3/17

大人養成講座」という本を買った。これはなかなかおもしろい。まあ、要するに大人のたしなみというか、常識をおもしろおかしく語ったものだ。どういう風におもしろいかというと、これはまさに大人の「心の理論」だからだ。ああ、あとひさうちみちおの絵は昔から好きなんだよね。

Read the rest of this entry »


戯れ言 ]

ハートで感じる他者の心理?

2006/3/13

前回「ハートで感じる英文法」を絶賛した。基本は発話とそれを取り巻く状況から相手の考えていることを推測すると言うことなわけですね。そうなると、「心の理論」というのが連想的に出てくる。

心の理論は人の行動と心理の間の関係を理解するために素人が用いる認知的なフレームワークを指す。特に焦点となっているのは、ご存じのように、他者には自分とは独立した信念、欲求が存在し、それがその人の行動の原因となることを理解出来るのはどうしてか、またそれはいつからかということだ。この分野の研究はおおよそ20数年くらいの歴史があり、

Read the rest of this entry »


ハートでわかる英文法

2006/3/12

前のエントリーで「英語で言えばどうなる」ということを考えたわけだが、英語といえば衝撃的な英語の話を最近知った。実は、大西君のエントリーで「ハートで感じる英文法」というのがあって、その時点でいちおう知っていたのだが、今回再放送で6回とも見ましたがこれは「革命だ!」と叫びたくなった。

Read the rest of this entry »


戯れ言 ]

英語でいうとどうなるんだ

2006/3/10

前のエントリーで「対話的知性」という言葉をオレ的な意味で使っているのはいない(ただし日本語で)と言ったとたんに、英語でどういうんだ、という疑問がわいてきた。対話といえばすぐにdialogueという単語が思い浮かぶ。でもdiというのは、2つという意味だからちょっとまずい気もしてくる。どうなんだろう。3人でやってもdialogueなんだろうか。ここらへんはよくわからない。あとconversation, converseというのもあるし、単にtalkというのもあるわけだね。まあそもそも英語で考えなくてもいいのか。


対話的知性の続き:リンク先

2006/3/8

対話的知性というキーワードで検索をしたところ、幸いなことに(?)自分のを入れて9件ほどのヒットにとどまった。いくつかはいわゆる人と人の対話という意味での対話と知性を組み合わせたものであり、関係はあるけど私のアイディアとは違うことが分かった。

Read the rest of this entry »


対話的知性

2006/3/8

ダイナミカル宣言をしてからずいぶんと日にちが経つ。その間、いろいろと参考になる話を聞いたし、またいろいろと考えた。で、最近とある原稿を書きながら思いついたのが、この記事の表題になっている「対話的知性」というものだ。つまり知性の根本は対話ということばでうまく表現できるような気がしてきた。

ここで対話というのはいわゆる本当の人と人との対話も含んでいるのだが、比喩的な意味の方が大きい。なにがしか他のものとのやり取りの中で知性が生まれるという考え方を対話という言葉で表現している。

Read the rest of this entry »