マルホランドドライブ,そういうことなんだ

2006/6/12

David Lynchのマルホランドドライブを何年かぶりかでもう一度見た.はじめに見たとき,何とも言えぬ魅力を感じて,数回見直した記憶がある.芸術作品を見るとき,わかった,わからないというのはナンセンスと常々思っている.だからこの映画もわかるとか,わからないとかの前に,とにかく面白いというので何度も見た記憶がある.ということで,今回もまた見た.


謎に次ぐ謎,ある場面とその直近の場面のつながりはなんと書くわかることが多いのだが,全体がどうなっているのかはほとんどわからない.ただ,おのおのの場面が何とも不思議で印象的で,こういうのだけでも十分に楽しめる.全体が見通せないにも関わらず,なんとも引きつけられるものを感じるということ自体にも面白さがある.こういうものに引きつけられる自分というものを分析することで,世の中のことがもう少しわかるようになるのかもしれない.

しかし,こうやって引きつけられるのも,部分部分の印象だけでは説明できない.最初から最後まで共通するようなテーマが何度も現れている.そういうことでかなり注意してみていたのだが,全体の構成はわからない.そこで困ったときのということで検索したら,ここに秀逸な解説が載っていた.中身をここでオレが話す必要はないだろう.ここにアクセスすれば,すべてが氷解するのだから(もっとも著者自体は80点jのできだと自己評価している).それにしてもこのサイトにおける,作品の読み込みには驚かされる.


戯れ言 ]

1件のコメント

  1. 褐革 より:

    すばらしいご解説です。おかげさまでこの映画が価値あるものという印象をもつことができました。有難うございます。