Blog3年目

2006/9/28

9月28日はこのBlogの誕生日です。今日から3年目を迎えます。この1年で、
エントリー:106件、
コメント:90件(うち1/3くらいは自分)
トラックバック:23件
です。スパム入れればコメントもTBも10倍ではきかないくらいあるけど、この数字は意味あるものだけです。

いろいろな情報を教えてくださったり、さまざまな意見をお寄せ頂いたり、皆様どうもありがとうございます。またいろいろなところで、「Blog読んでますよ」と言われるようになった。こういう人たちにも感謝。

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Blog ]

Beyond the learning curve

2006/9/24

東大の教育心理の院生およびOB,OGの人たちの変な名前の研究会と合同でcatkat研究会が9月23日行われた。Speelman & Kirsner “Beyond the learning curve: The Construction of Mind” (OUP)という本だった。なかなか不思議な本であった。

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東京都教育委員会の暴挙に対して司法がストップをかける

2006/9/22

日の丸、君が代に代表される、東京都教育委員会の暴挙についてはこのBlogにおいて何度も批判してきた。今日の東京地裁の判決では、卒業式における起立、斉唱の有無に基づく東京都教育委員会の処分は憲法の定める「思想・良心の自由」を侵害し違法とされた。教育委員会の恥ずべき不当な弾圧に対して屈することなく、正当な権利の主張を行ってきた教員の方々に祝福を送りたい。

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教育 ]

simple mindじゃだめなんだよ

2006/9/20

今日の朝日の夕刊(9月20日東京版)を読んでいたら、我が意を得たりという記事に出会った。それは、エセ科学に人はなぜはまるかという話だった。菊池誠さんという阪大の物理の先生が書いていた。

科学は割り切れるというイメージがはびこっていると菊池さんは語っている。普通の人は、科学に対してずばっと白か黒かを決着つけるというイメージを持っているという。科学はけりをつけてくれるというイメージだ。確かに多くの人が持っていると思う。しかしこういう割り切れた言い方をするものはすべてニセ科学だと菊池さんは言う。

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他者とのディスカッションは何を生み出すか

2006/9/19

犬塚さんと岩男君の企画した教育心理学会のシンポジウム「他者との対話による論理的表現力の育成」(正確ではない)に参加した。話題としては、今自分たちが進めているアカデミックスキルの獲得という話に非常に近い話だと言うことがわかった。また心理学的に分析可能な形にすることがとても難しい、非常に骨の折れる仕事に若手(?)中堅(?)の研究者が果敢に挑戦していることが分かった。

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レポートライティングのトリニティ

2006/9/16

以前のエントリーにも書いたのだが、大学の初年次学生のレポートライティングスキルの向上へ向けた試みを行っている。これについて、前のエントリーで書いた山下さんとの研究会で話したときに、いいまとめができたので、ここにメモしておく。

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教育 ]

学習資本主義

2006/9/16

学習資本主義(learning capitalist society)、こういう刺激的な演題で教育心理学会で語ったのは、かの苅谷剛彦さんだ。苅谷さんについては何の説明もいらないだろう。ということで早速今日の講演の話にいく。

話はそう難しいことではなく、世の中の心理主義化が進んでおり、個人、その内面がすべての決定因である、というような間違った見解が広まっていること。そしてそうした傾向をさらに助長するような動きがあること(市川さんの人間力も取り上げられていたし、職業における自己実現なども批判的に取り上げられていた)。しかしそこでは社会的、階層的、経済的要因が無視されており、格差助長の危険性が存在するということだ。もう少し具体的にいうと、学び、学びの能力というより、その育成により金のかかる能力が必要とされる。それによって今でも顕著(?)な階層差が継承、あるいは拡大するというわけだ(うーーん、あんまり具体的じゃないな)。でも、まあそういうこと。

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教育 ]

大学教育におけるリフレクションを促す授業実践:教育心理学会総会

2006/9/16

上のようなワークショップに出ました。うーーん、はっきり言って自分のあまりの勘違いにがっくりきた。要は、エンカウンターとか、グループディスカッションの話であり、いわゆる反省という話とは直接的な関係を見いだすことが出来なかった。いわゆる反省と自分が思いこんでいたことは、どうも例外的というか、認知科学会特有というのか、そういうものではないかと思い始めている。

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知識の統合と構築

2006/9/15

東大の中原さんのページで、知識統合と知識構築について、わかりやすくかつ奥の深いエントリーが載っていたので、メモしておく。

うっすらとは分かっていたが、こうやって整理されると非常にすっきり。そういう意味では、このページによってオレの中で知識統合が行われたと言うことだろう。コメントの中で野中先生の話なども出て、組織なども取り上げられている。こういう情報も入ると、統合だけにとどまらず、構築ということにも起こってくるような気がする。


教育 ]

山下さんとの研究会

2006/9/15

9月12日に専修大学の山下清美さんと研究室の学生さんをお呼びして,インフォーマルな研究会を開催した.山下さんはもともとは心理学,認知科学なんだけど,最近ではBlogなどのCMSの心理学的研究,教育利用,などで活躍されている.昨年にはWeblogの心理学という本をだしている.

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教育 ]

心理学化による誤った原因帰属

2006/9/13

9月13日の朝日新聞夕刊に、パレスチナ問題の専門家、栗田禎子さん(千葉大)のインタビュー記事が載っていた。この方によると、パレスチナ問題は第一次世界大戦以降の政治、経済、歴史の観点から捉えるべきであり、宗教対立という視点を持ち込むべきではないという。簡単に言うと、この紛争を宗教などの内面に根ざすものと捉えるのではなく、イギリスの三枚舌外交(Wikipediaによる)に基づく、紛争と捉えるべきだという話だ。

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その他 ]

人間の社会性の文化的・適応的基盤と北大のCOE

2006/9/10

という北大のCOEに基づく研究会に行ってきた(場所は麻布十番というか,六本木というかそこらへん).進化を通して,社会,組織,制度,文化などの研究を行うというのが,このCOEの目的であるの.ということで,れに関連した研究を行っている内外の研究者たちが発表するというものだ.

Leda Cosmides(進化心理学、カリフォルニア大学サンタバーバラ校)
 Joseph Henrich(進化人類学、ブリティッシュ=コロンビア大学)
 Shinobu Kitayama(文化心理学、ミシガン大学)
 Mary C. Brinton(社会学、ハーバード大学)
 山岸俊男(社会心理学、北海道大学)
 亀田達也(社会心理学、北海道大学)

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おやふこう

2006/9/8

11月に中州じゃなくて、博多に出張するので、博多のことを調べていたら、親不孝通りが、親富孝通りという表記になっていたことを知った。そもそもは地元の予備校がこの近くにあったそうで、そこに通う学生が親不孝と言うことで、そういう名前が付いたとか。しかし、若者向けの店がいろいろ出来て、(大したものではないのだろうが)事件が頻発することで、名前を現在のように変えたそうだ。

なんとも不敵な感じのネーミングでとても気に入った。もっともこの表記はあまり一般には広まっていないとのこと。


戯れ言 ]

ウルトラマンだった私

2006/9/7

以前読んだ本に(確か東洋先生のだったと思うが)、子供はいつになったら嘘を見破れるかというような話が載っていた.先生の友人の人は(これはあまり定かではないが)、何かもらったときには三回回ってわんといってから,お礼をするという、おかしな作法を、さもそれが正しいやり方であるかのように子供に教えた人(研究者)の話が載っていた.それによると、幼稚園に入る前くらいまではやっていたのだが,入ってしばらくすると自然にやめてしまったとの報告が載っていた.

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戯れ言 ]

spamフィルタとしてのgmail

2006/9/7

知り合いの人が複数gmail(google)をスパムフィルタとして使っているという話を聞いた。ということで、早速そうやってみた。とにかく劇的に減った。今日でちょうど一週間経ったのだが、総数約820件のうち740件程度がスパムだった。もっと多いような気がしたけど、この程度だったんですね。

その代わりといっては何だけど、トラックバックスパムがものすごい。quasi-spamfilterを使っている。これでコメントの方はほぼ0になっているのだが、トラックバックの方はなぜかうまく働いていないようだ。消去作業をやっているうちにまた来る。スパムが来たサイトの記録があるのだが、これが300を優に超えた。公開しようかな。まあ意味ないね。


その他 ]

パントマイムにおける身体知

2006/9/6

9月4日身体知研究会に参加した.前のエントリーにも書いたけど,古川先生をリーダとした科研費が元になっているものだ。私は2回目なのだが,数ヶ月に一度くらいのペースで行われている.3つの発表があったが,最初の山田とうしさんのパントマイムにはたまげた.

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不思議な知覚的体験

2006/9/6

この後に書く予定のスキルサイエンス研究会で、研究会とは全く別の場面で不思議な体験をした.場所は大丸の屋上です。部屋の中は禁煙なので、一服ということで屋上にでた。外を見るとちょうど眼下に東京駅,遠くには皇居が見える。ということで、金網のフェンスの前で、遠くを見ていた。すると、皇居から巨大なUFOが、

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放送大学の収録

2006/9/1

放送大学の講義を2002年からやっており,今年で終わるはずだったのだが,事情により,来年から4年かまたやることになった.ということで,幕張にあるメディア教育開発センターで収録の準備,教科書の執筆などをしていました.

収録,原稿締め切りともに8月末と言うことになってしまい,認知科学会から帰ったあとは,正直放送大学のためだけと言っても過言ではないほどの生活をしてきた(ここに書いたような逃避はさんざんしたのだが).

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その他 ]

力覚ディスプレイというものを通した超ダイナミカル宣言

2006/9/1

今日、メディア教育開発センターの大西君のところで、彼が長年にわたって研究している力覚ディスプレイというものを初めて見た。彼は自分のBlogでこれについて再三書いているのだが、はっきり言ってどういうものなのかがさっぱりわからなかったので、なんともコメントのしようがなかった。ところが、見ていろいろわかったのと、それに遅延を加えた実験の結果を見て、仰け反った。これはうまくいくとスンゴイ話になるよ。

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