今期の本

2006/10/20

今週から大学院のゼミが本格的に始まった.読んでいる本は,Raymond Gibbs, Jr. “Embodiment and Cognitive Science“だ.名前から明らかなように認知科学における『身体性』にかかわる研究を取り上げ,その意義を明確にするというものだ.


身体性ということ自体は,もうあまり新しい言葉でもなく,決して全員とはいわないが,多くの人に認められている,認知の重要なリソースである,というか認知の骨格とも言えるものだ。この本は、
・知覚、行為
・概念、
・イメージ、記憶、推論、
・言語、コミュニケーション
・感情、意識
など、心理学の基本的な研究分野における身体性を、豊富な文献とともに明らかにするというものだ。referenceがものすごくて、いろいろと勉強になったり、ネタをさがしたり出来るような本だ。

身体性については、
Clark: Being There
Pfeifer & Scheir: Understanding Intelligence
Gallagher: How the body shapes the mind
などをこのゼミで読んできたが、自分の中ではそろそろ総決算という時期に入っているような気がする。

そうそう、また最近Schwartzのギアじゃない方の研究も見つけて、これまた楽しい。


1件のコメント

  1. this is my life より:

    今度読む本

    先生は総決算ということですが、私の場合は、ようやく今まで読んできた本で言っていたことの意味が少しわかってきた、という状況です。

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