ラグビーの新しい風

2006/11/25

昔自分もやっていたということもあり,ラグビーは毎シーズン楽しみにしている.社会人のすごさもいいのだが,大学ラグビーは独特の盛り上がり方をするので,やはり好きだ.大学の試合の楽しさは,この中で一体誰が全日本に行くのだろうかという,そういう将来の期待を込めた見方ができるところだ.ということで,昨日,早稲田ー慶応の試合をテレビで見た.確かに最終的には早稲田の勝利となったが,途中の展開などはかなり楽しめた.


早稲田のラグビーは昔から大好きだったのだが,ここ5年くらいあまりに強いのでやや反感を持っていた.しかし,早稲田のいわゆる中心選手たちの強さ,うまさはやはり別格という感じがした.矢富,曽我部,今村,五郎丸あたりは1年のころから出ている連中で(矢富は違うか?),まあ本当にすごい.特に磨きかかってるなぁと感じたのは今村.これは強くて速い.センターってこうじゃないとという見本みたいになっている.五郎丸も強いし,矢富は速くてうまくてずるいし,曽我部はロングキック,パスが恐ろしいくらいだ.ただ元々がすごい選手たちだったので,どれだけ伸びているのかというとよくわからない(今村に関してははっきりわかるくらいすごくなってるけどね).

一方,負けた慶応は結構感動ものの試合をしたのではないかと思う.とにかく伝統のタックルがすごかった.前半は完全に早稲田の連中を止めていた.またフォワードの踏ん張りもすごかったね.10kgくらい平均で劣るのにうまく組んで致命的なミスをしないようにつとめていた.それどころか後半最後あたりはモールで押し込んでトライなどという信じられないことをしていた.一昔前ならば大学選手権で勝てるくらいじゃなかったかな.

ということでいろいろと慶応もよかったのだが,やはり非常に印象に残るのはWTB14山田だ.こういう選手は見たことがない.なんとも人に対する強さを持っているのと,全力で走れるような姿勢ではまったくないところで,相手を抜いていける何とも言えない柔らかさ,しなやかさを持っている.こういう不思議な走りは他の人ではほとんど見たことがない.柔らかさと強さの絶妙なバランスは,小野沢(サントリー)あたりと似ていると言えば似ている.こういうユニークさを持つ人は,華のある人と言うんだろうなぁ.なんとかディフェンス強くなってジャパンに入ってもらいたい.


戯れ言 ]

コメントをどうぞ