フーコーの言葉

2007/2/7

ネットをいろいろ見ていたら、とんでもなくいい言葉を見つけた。これは放送大学千葉学習センター所長の藤原康晴先生が新入生への言葉として、同じ状況の時にフーコーが語ったことを引用したものだ。URLだけでもいいのだが、万が一このページがなくなるとまずいので、フーコーの部分だけ以下にコピーしておく。


「私は君たちに何も教えないだろう。哲学は知識ではない。哲学はすべてを問題とする反省の方法なのだ。

君たちはこの5、6年の間ラシーヌの作品『イフィゲニィー』の美しさや、性細胞の減数分裂、あるいはイギリスのブルジョアジーの経済的離陸などを教えられ、信じてきた。今やそれらの知識を再検討する権利がある。

医者になるにせよ、マーケティングの長になるにせよ、科学者になるにせよ、これまで教えられた知識を審判にかけなければならない。君たちは知の共和国の自由な市民となる途上にある。

権利を行使すべきなのは君たちだが、それには一つ条件がある。それは君たちの反省[思考力]だけを用いることだ。反省とは賛成と反対に耳を傾けることのできる公平な判断力であり、少しばかり向上した良識なのだ」


その他 ]

Comments are closed.