ベーコン数

2007/3/22

前の記事と同じところ、つまり「ネットワーク思考」からの話なのだが、「ベーコン数」というものがある。Kevin Baconという売れっ子というのか、よく映画に出ている俳優がいる。この人との類縁度を示すのが「ベーコン数」というと、この本に書いてあった。類縁度とは何によって規定するかというと、映画での共演に基づく。たとえば彼と共演したことのある人(ティム・ロビンスとか、メリル・ストリープとか)そういう人は類縁度というか、ベーコン数が1となる。彼とは共演していないが、ティム・ロビンスとかメリル・ストリープと共演したことがある人(モーガン・フリーマンとかカレル・ライスとか)はベーコン数が2となる。そういう具合にベーコン数を計算する。こういうことができるのはIMDB(Internet Movie Database)という、恐ろしいくらいの映画データベース(利用は無料)があるからなのだ。ちなみに現在はベーコン数だけではなく、任意の人の任意の人に対するベーコン(?)数を計算できるようになっている。


で、おもしろいのはあり得ない組み合わせを入れたときのベーコン数だ。たとえば、大塚愛とケビン・ベーコンを入れると、ベーコン数はいくつだと思いますか?じつは3なのだ。このサイトの出力を読むと、Kevin BaconはLoverboyという映画でJohn Elsenと共演し、John ElsenはDummyという映画でBilly Nolanと共演し、Billy NolanはTokyo Friendsという映画で大塚愛と共演するという具合だ。もっとあり得ないのたとえばオレが好きな(だったと言うべきか、お亡くなりになったのだから)天知茂とケビン・ベーコンをやるとこれまたベーコン数は3になる。途中でダイアン・レーンと、川地民夫が仲介をしてくれるのだ。さらにあり得ないのとしては、オレが昔ファンだった中村あずさ(そもそも映画に出たことすら知らない)とオードリー・ヘプバーンのベーコン(?)数も3なのだ。もっとあり得ない「たこ八郎」とアラン・ドロンでもベーコン数は3になるし、ハンフリー・ボガートと堀ちえみだって3だし、市川雷蔵とディカプリをも3だ(笠智衆となんとマーチン・スコセッシが仲介する、うーーーん)。やり始めると止まらなくなる(自分で書いていて思うのだが、出てくる俳優が古すぎる・・・)。

こうやってみると全くあり得ないような組み合わせを入れてもほとんどが3あたりになってしまう。いろいろ試してみたけど4を出したことはない。大半が2-4の間になるんですね。もし8とかの人を捜し当てたとしたら教えてもらいたい(むろんIMDBに登録されている人ですよ、またポルノ、声優などは除くとして)。80万件以上の中でたったの17人しかいない。

で思いつきなのだが、こうやってみるとハブとなるような人たちがいたり、あるいは映画がある。こういうのを取ったときにどうなるかというのも楽しい。日本とハリウッドの関係だと三船敏郎・トラトラトラとか、Tom Cruise・ラスト・サムライとかがキーになっているような気がする。こういうのを取ってみると何が起きるのだろうかと考えてみるのも楽しい。


戯れ言 ]

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