ヒアリングのメモ

2007/4/30

連休ではあるが,今日,私たちがやっている大学の研究所のプロジェクトのヒアリングがあった.そのときの質問をまとめておく.

どのスキルがどの程度伸びたのかを具体的に示せ
これについては確かにプレゼンがよくなかった.レポートの段階論

私これ好き型
基準宣言型
基準構築型
状況設定型
の4つのタイプがあるという話をしたのだが,このタイプに基づく集計を出さなかった.これは失敗.ただし、この段階は当初の予想よりも錯綜していて,きれいな形に収まらないものもあることがわかっている.さてどうしようか。
協調学習とか,問題発見とかも大事だけど,どう書くかを教えるのも大事ではないか
確かにそうなのだ.いわゆる書き方のお作法は大事だ.しかし(これはいい忘れたのだが)、問題を見つけること,書けるものに押さえ込むこと,こうしたことがないと、本当のお作法教育になってしまう.ここらへんはもう少し強調すればよかった.

スキルと能力の関係を明確にせよ
これについてはかなりいい加減に使っているような気がしてきた.レポートライティングと来れば、スキルというのが適当な気がする.レポートライティング能力というのはどうも変な気がする.しかし、このスキルを支える

問題発見、洗練
資料の批判的、複合的読み
文章構成
はいずれも能力に近いものであり,逆にスキルという言葉はなじまないとまでは言い切れないけど、やはり能力という方が適当な気がする.もう少しメンバーといっしょにじっくり考えてみることにしよう.

レポートの採点は第三者に行わせるべきだ
はい、そのとおりです.少なくとも一階目と二回目がわからないような形にして評価する必要があるだろう.
Blogを用いる意味が不明確だ
Blogである必要は必ずしもない.ポイントなるのは

他の人が参照できること
コメントなどのコミュニケーションができること
自分の作品,成果として残っていくこと
という性質を持っていれば別にBlogでなくてもよい.
あとBlog云々というより,授業の展開というか課題の出し方の問題なのだが,「プロセスが可視化される」という性質はとても大事だろう.舘野風の言い方をすれば「ふらふら系」というものを許容できることが大事だ.レポートとして提出したものだけが残るのではなく,レポートを各家庭で自分が考えたこと,他者が考えたこと,これらが残っていくということがきわめて大事なのだ.
学生たちにこれは研究が絡んでいる話なのだということを知らせるべきではないか。
確かにそうだろうねぇ.これらが学会で発表されたり(むろん個人を特定できるような情報は出さないが)することは事前に知らせておくべきだろう.

(あともう1つ大事な質問があったのだが思い出せない)


etc ]