今年の卒論

2009/2/8

今年もついに卒論の最終版がでてきた.

  1. 擬音語、擬態語の処理様式;擬音語は音声処理で、擬態語は視覚処理か?
  2. バナー広告の好感度と再認に与える接触回数の効果:ナチュラルな環境下でバナーを提示した場合、接触の回数により好感度はどのように変化するか.またそれはそもそもの高感度とどのように関係するか。
  3. 批判的思考(特に前後論法克服)のための介入:批判的思考を事例、原則、原理などの各レベルで教えてみると、その後の成績は向上するか。
  4. 大学生のレポート観:大学生はレポートに対してどんな知識を持っているのだろうか.それは学年があがるにつれて向上するものなのだろうか.また明示的な教育を施す故で変化するのだろうか.
  5. 空間課題の解決におけるジェスチャーと視点:空間的な課題を行うときに視点を明示的に提示することにより、パフォーマンスにどのような違いがあるのか、また解決中のジェスチャーにどれほどの違いがでるのか.

なかなか面白い展開があった.いくつかはまとめてみようと思っている.

4の研究だけちょっと述べると、書き方の作法、レポートの構造、取り上げる問題、データの扱い、この4つの分野について20−30程度の質問を行い、得点化した.その結果、レポートの構造についての知識の欠落が顕著であること、普通に1年間を送ってもこれは改善されないこと、レポートのための特別な受容を半期受ければ大幅に向上すること、専攻によって違いがでてくること(心理学はデータの部分の成績が向上した)、などがわかった.これは今後の研究でもいろいろと使えるものになると思う.

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