答案の採点からわかったこと

2009/2/12

答案の採点を終えた.提出もした.これで今期はすべて完了.

さてこれをやっていると自分の講義のまずい点も見えてくる.今回は講義タイトルは正確ではないが、認知科学入門みたいな講義の採点をやっていてまずい点に気がついた。

講義の前半あたりでは表象の生成について、知覚、記憶分野で、人間の情報処理がどれだけ偏っているか、不完全か、そしてそれを補うために何をしているかということを、

  • change blindness、選択的注意、
  • 構成的記憶、目撃者証言、協同想起、
  • 類推での仮説的ベースの生成、

をを題材として話している.

答案を見ていると個々のことがらについての理解はかなりのレベルに達していると思うが、これを生成という観点からまとめあげることがうまくできていない人が多いことに気づいた.

次回からは、

  • 情報の取得時におけるゆがみ、生成、
  • 情報の保持時におけるゆがみ、生成、
  • 情報の利用時におけるゆがみ、生成、

という形でしっかりと伝える必要があることを認識した次第だ.

こういうことを繰り返しながら、かれこれこの講義を5年くらいやっている.自分で言うのもなんだが、恐ろしくよくなってきていると思う.逆を言えば、5年前の学生たちにはごめんなさいと言わねばならない.


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