被害者意識

2010/1/25

今日,国谷さんがキャスターをしている番組を見ていたら「ほめる」ということが今注目されているという話しが出ていた.誰にもほめられず、黙々と子育てをする母親、仕事に追いまくられている若い男性などが出ていて,「ほめ言葉」をもらうこと,そうした本を読むことにより,生活のエネルギーを得られる,というような話しだった.

面白かったのはゲストとして出ていた春風亭小朝の発言だ.正確ではないが要約すると,

このごろの人たちは怒られたがっている.なぜならば怒られたとたん被害者となり,被害者は保護されるべきという論理がみんなに働くからだ.

となる.

けっこう当たっているような気がする.私がつい最近出た会合でも、自分はどれほどいろいろなことの迷惑を被っているか,被害に遭っているかということをひたすら強調する人たちがいて閉口した.自分の迷惑や加害はほっかむりで、人のことだけあげつらう,そして自分が被害者なのであるから,その意見が最も尊重されねばならないみたいな,まことに馬鹿げた発言をする.

こういう人間には「ふざけろ!」と一喝したいという気持ちが沸き上がってくるが,それをやめて「そんなに耐えてがんばったんですね」とほめてみるといいのだろうか.そうは思えないな.


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