農業,アリ、キノコ、ゾンビ

2012/2/17

農業と人間の文明ということが気になってきた.いくつかの歴史の本を読むと1万年から5000年くらいにかけて世界の各地で農業が始まったという記述がある.特にユーラシア大陸、肥沃な三日月地帯(fertile crescent)で始まった農業はヨーロッパに伝わり,今のヨーロッパ文明の基礎となったという話が多い.

そのままでも食べられるものをわざわざ土の上に蒔いて、ずっと待って収穫するというのは,生物の本能、狩猟採集の精神からはかなりかけ離れたものだろう.他の人,動物が食べてしまうかもしれないし,腐敗して食べられなくなるかもしれないし,気候の影響で育たないかもしれないし,忘れてしまいどこかに移動するかもしれないし,山火事や洪水で収穫できないかもしれない.これらのリスクはずいぶんと高いと思う.しかし、人類はこうしたことを行ったのだ.なんでこんなことが出来たのだろうか.

他の動物で農業をするものいるのだろうか,というので調べたら,ある種のアリが巣にキノコを育てるというのが出てきた.ここに詳しい解説がある.これを農業というのか,そこらへんは難しい問題がある.人間と蟻はともに社会性動物という点で一致するが,進化の系統としてずいぶんと離れ過ぎていて,それを支える認知機能を考えることは難しい.そもそも自分自身,農業というか,植物の栽培を行ったことがないので,何が認知的に必要なのかよくわからない.

これを調べる過程でとんでもないページを見つけた.これがそうだ.ありに寄生するキノコ(菌)がいるのだが、これがとりついたアリは死ぬ場所(葉っぱの裏側),死ぬ時間(夕暮れ)がほぼ同じになるとか.つまりゾンビになっってしまうという。最後は頭からキノコが発芽して,・・・・恐ろしい話だ.

それにしてもとりとめもない話だ.


人類史 ]

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