弁護士を市長にするのはやめよう、というのはどうですか

2012/6/5

大阪で,何やらいうことを聞かない子ども相手に市の職員が刺青をちらつかせ,脅かしたとかいう投書があったそうだ.こうした投書に基づき,橋下大阪市長が,市の職員全員に刺青の生むに関する調査を行い,刺青をしている職員は市役所を辞めるべきであるとの発言を行っている.またこの調査に基づき,配置転換などをおこなっているようである.

私の感覚ではこれは信じ難い.自分の体をどういじろうと基本的に勝手な話だろう.豊胸手術を受けたらどうなるのかなどいろいろと疑問がわく.こうしたことに対して,市職員にあるまじきか否かは,選挙で選ばれたにせよ,口出しすべきではないことなのではと思う.

まあこれに関しては異論もあるだろう.ただ許し難いのは,ここで行われる過剰一般化だ.投書に関していえば,それが事実であるならば,それなりの処分をその人に対してすればいいことだ.刺青をしている人、全体を処分するというのはあり得ない.

どうも極端な例を持ち出し,そこからの過剰一般化を行う.これは愚かな人に共通したことであるが,市長などになるとたちが悪い.この極端例がたまたま持っていた性質を持っている職員をクビにする,採用しないなどの、人権に対する重大な侵害を行ってしまう.

「弁護士資格を持った人間を市長にすると人権無視が多発するので,これからは立候補禁止にせよ」

こういう発言と同じレベルだと思います.


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